よめた

ゲームが売れないのはニコニコ動画の実況のせい、
アニメBDが売れないのは……
と、自社の商品が売れないのは誰かのせい。

という論調を朝日新聞の記事で見つけました。
これは何を意味しているのでしょうか?

 

本が売れない理由は図書館?

引用記事:本が売れぬのは図書館のせい?(朝日新聞)

公立図書館の貸し出しにより本が売れなくなっているとして、大手出版社や作家らが、発売から一定期間、新刊本の貸し出しをやめるよう求める動きがある。「増刷できたはずのものができなくなり、出版社が非常に苦労している」

全文は引用記事を読んでいただくとして、
確かに新刊が出たら一部の公立図書館では需要があると踏み込んで、
数冊購入し、貸し出しを行うようです。

群がる人は「買うより借りてじっくり読めればいいや」と考える人たち。
本を金額と交換するほどの価値がないからです。
交換しなくても、貸し出しという形で価値をもらえます。

本を読むためにお金を払う。
これがどんな意味を持つかよく理解していない状況も原因じゃないか?
原因に限って分析していけば、色々出てきますね。

朝日新聞の購読者がどんどん落ちているのも、
「朝日を貶めるネット」や「読者」のせいなんでしょうかね?

 

私が本を購入する条件


おくのほそ道(全)ビギナーズ・クラシックス (角川ソフィア文庫)

私の場合、本は購入すべきものと借りて済ますもの、
立ち読み程度で十分なものにわかれます。
購入すべき本は「自分の血肉にするもの」のみであり、
それ以外は借りるか立ち読みで終わらせています。

例えばつい最近購入した本として、
角川ビギナーズクラシックから出ている
「おくのほそ道」「紫式部日記」「伊勢物語」

おくのほそ道と伊勢物語を購入した理由は「歌」を自分のものにしたい。
自分も芭蕉や在原業平のように、淡々と歌を創れるような人になりたい。

和歌や俳句の作り方、歌を創るコツを自分のものにしたい。
紫式部日記は多くの著名人が「紫式部の文章レベルはすごい」
という情報を元に、彼女の一面や秘密を見てみたい。

明確な理由がない限り、私は本を購入しません。

 

電子書籍と紙の書籍

電子書籍でも青空文庫ものは購入しています。
しかしあまり読む機会がない。
スマホで空いた時間に読む程度であり、
実際の本で購入したものは歩きながら普通に音読できます。

しかしスマホで購入した情報書籍は読むうちに目が疲れる。
実際に購入して気づいたため、
スマホで購入する情報書籍は家で置けない本
(もちろん18未満漫画含むw)

それ以外で音読できる本、書き写ししたくなる本は購入すべきです。

 

誰かのせいにしたくなる気持ちはわかる

図書館の公民館

昔以上に売れなくなったのは、今出ている技術のせいだ。
本が売れなくなったのは電子書籍や図書館があるせいだ。
進歩する技術やサービスに対して文句を言う気持ちは大変わかります。

技術が進めば考え方も変わっていきます。
すると、今まで売買取引が主流だった分野に対し、
だんだんと売買取引なくても交換できる分野が増えていく。

すると金銭などのやり取りが減ってしまい、
技術や文化、サービスの進歩は購入側にとっては、
無駄な費用を出さなくてよいと考えるのですが、
売り手にとっては別のビジネスモデルを組み立てる、
非常に面倒くさい行為となってしまいます。

新しいビジネスモデルといっても、
試行錯誤で生み出すのはいいんだけど、
結局何をどうすればよいかわからない状態になります。

じゃあどうしたらよいのでしょう?

 

売れなくていいんじゃない

図書館グラフ

私は誰かのせいにする前に、
「本は新刊を購入するのでなく図書館で借りる。
すでにこういう時代が来ているのだ」

時代の流れは顧客に心理変化をもたらします。
そこをきちんと見据え、前提にしてビジネスモデルを考えます。

みんな考えます。
「どうやってお客様にお金を支払ってもらおうか」
これを考えるとストレスがたまるのです。だから反対に考えます。

「お客様に売らなくていいんじゃないの?」
商売はお客様がいなければ成り立ちません。
「売らなくてよい」とはどういうことか?

もちろん商品を購入するための誘導は作っておきます。
(アフィリエイトならアフィリリンクを置く)

「売らなくてよい」と考える場合、
商品が持つ素晴らしさや面白さにほれ込む。
商品の購入は関係ありません。

セールスページやレビューなどを通して、
「こういう見方をしたら面白いんじゃないか」
あるいは実際に購入して、
「あ、こういう使い方や見方したら面白い」

要はエンターテイメントとして扱うのです。
アフィリエイトリンクは置いとくよ。
でも商品をテーマにして面白い記事を書く。

心が辛くなると、文章や体調にも影響を与えます。
自分の体って色々な意味で正直すぎるのです。
だからこそ、自分の体や心が気楽かつ楽しい方向を見つけ、
覚悟を決めて書いていく。

覚悟を決める理由は「ありえない考え方」を実行するためです。
商品を売らなければならないのに、
「売れなくていいや」と考えることは、
貧乏になる道まっしぐらじゃないか? という恐怖が襲います。

この恐怖に打ち勝って本当に売れなくなった場合、
「ああ、やっぱり駄目だったか」とすぐ判断しないこと。
物事の変化は勉強と同じで、ある日ドカーンとやってきます。

最低でも3か月は「売れなくてもいいや」
という考え方を実行していくと、
徐々に「面白く紹介する」コツが身につくと考えています。

 

ヘッドピン

コカ・コーラ
コカ・コーラの瓶がヘッドピンに見えたw

例えばアイドルが一冊本を購入したとします。
アイドルが本を紹介することで、購入するファンはいるでしょう。

より多くのファンに購入してもらうにはどうすべきか?
私はこんな考えが浮かびました。

「私、この著者のサイン会に足を運びます。
良かったら本を一緒に買って、私とも握手しませんか。
私のサインも裏表紙に書きますよ」

上記の記事をブログなどで告知すると、
アイドルファンが購入する確率は増えると考えています。
なぜなら本を購入することでアイドルに出会えるから。

ま、今のアイドルやアニメはこのやり方を行っていますね。
もちろん、本はただ購入してもらうよりも、
きちんと中身を読んでいただくために、

「本の著者に色々突っ込んで質問していきますので、
ぜひ購入して読んでからきてください。
後、質疑応答も設けるそうなので、
読んでおくとより本の内容に深く入り込めますよ」

といった内容を書くと、
きちんと本を読む人が増えるのではないかと。

背後にある考え方として「ヘッドピン」です。
ボーリングで初めのピンを倒したら、後もバカバカ倒れる。
斎藤一人さんが述べた商売のやり方で、彼はここをみている。

ヘッドピンを創る考え方として、
「多くの人に楽しんでもらうために、
どんな企画やサービスを立てたらよいだろう」

もちろん、売ることは忘れませんが、
一人でも多くの読者に楽しんでもらうこと。
そのためには影響力ある人に動いてもらったほうが早い。
影響力ある人がいることで、ファンの心が動きます。

「心が動けばよい」という面でみると、
自分自身が常に楽しくパフォーマンスを行い、
少しでも気分を盛り上げていけばよいのではないかと考えています。

だからこそ、私たちに必要な能力として、
「目の前の人々に楽しんでもらう」方法を必死に考える。

別に外してもいいのです、とにかく楽しんでもらうんだ。
この気持ちだけを持つことが必要です。

 

「楽しんでもらうんだ」を忘れると敵に

国際地政学の話に目を向けます。
安倍総理と習近平国家主席のスピーチがあります。

彼らの話を見ていると、
安倍総理はオバマ相手に徹底して楽しんでもらおうと、
あの手この手で冗談を織り交ぜながら話をしました。

一方で習近平国家主席は原稿用紙をじっと見たまま、
特に回りの反応を観ることなく、淡々と話をする。
校長先生が始業式などで長々と話をする状況に似ています。
当然つまらない。結果としてこんな状況になってしまった。

最高のおもてなし(接待や国賓待遇)は歴史転換の始まり

びっくりしましたよ。
スピーチにサービス精神があるかないかで、
こんな結果がやってくるのですから……。
(もちろん、それ以外の要因はある)

根底にある「相手に楽しんでもらうんだ」
という気持ちがなければ、相手が敵意を持ってしまう。
外交は複雑なんだけど、少しでも相手を仲間にするなら、
「楽しんでもらう気持ち」を考えるべきです。

もちろん、「自分も」楽しまなければ意味がありません。
じゃないと相手を楽しませることなんて出来っこありません。
相手は楽しませようとする人の顔から内面を推測します。
相手だけでなく、自分自身をも楽しませる工夫をすべきです。

 

終わりに:人のせいにするのやめよう

本が売れないのは図書館のせい。
本当、今まで売れたのに売れなくなると、
誰かのせいにしたくなる気持ちはわかります。

しかしやめたほうが良いです。
人のせいにすると、過去の栄光ばかり見てしまい、
「未知の可能性」に秘められた未来に目を向けなくなります。

過去ばかり見ると、ますます業績が落ちる現象は歴史が証明しています。
売れなくなったら「売れなくていいや、むしろチャンスだ」
と考えて、面白い事を試行錯誤していけばよいと考えています。

 

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著者紹介

千賢 光太郎
千賢 光太郎

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、
「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。
月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。
加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。

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