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人気ゲーム「ぷよぷよ」の“生みの親”の一人で、
開発・発売元のコンパイルで創業社長を務めていた仁井谷正充さんが、
現在はアルバイトをしながら新しいゲームを開発しているとのこと。

65歳でゲームを開発するたくましさは素晴らしい。
しかし、なぜ彼が一時期社長にまで務めていたのに、
アルバイト生活になってしまったのか。

調べると、彼はイエスマンばかりを採用していた。
自分に逆らう人間に対し、解雇や左遷を行っていたと。

イエスマンについて気になったので、取り上げていきましょう。

 

イエスマンとは?

映画イエスマン

イエスマンとは私が出し体験に対し、みんな「賛成」ということ。
一人でも「反対」が出ると、たとえ反対者の意見が真実かつ、
未来の為になるとしても、徹底的に弾圧して封じることです。

基本、イエスマンを集める会社は利益がどんどん下がったり、
不正などによって、会社の存続が危なくなると言われています。

会社はいろんな意見の集まりです。
社長がAという意見を持っても、部下がみんなAを持っているわけではない。
Bという意見やAに近いaという意見を持っている。

aやBが「社長、Aという意見は取らないほうが良い」
と述べた時、イエスマンを集める社長はこう思うのです。

「お前ら会社の全体像を見ていないだろ。
ろくにわかっていないくせに腹が立つわあ」

感情で処理し、「こいつがそばにいるとうるさくて仕事にならん」
判断し、左遷や解雇に走るのです。

 

 感情で動くトップは要注意

イエスマンを集める背景は「感情で動く」こと。
商売は感情だけではなく、事実やデータ、情報など総合判断で、
これからの戦略を決めていかねばなりません。

社長が感情で動き、権限(解雇や左遷、処刑)に口を出すと、
部下は「会社を辞めたくない」心理が働いて、
たとえ「反対」でも「賛成」しか言わなくなります。

中国古典を読むと、部下は王様に反論したくてもできず、
ついに国が滅んでしまった事例を持っています。

王様は滅ぶ直前になり、部下に言うのです。
「なぜ本当のことを言わなかった」

部下は言います。
「本当のことを言ったら、私はこの世にいません。
前に王様が部下の意見が気に入らなかった理由で、
処罰を加えたではありませんか」

ここで王様は罪を自覚するのですね。
よって、指導者として振る舞うなら、
自分に取って都合の悪い意見も一旦受け止めて、
冷静になって分析していかねばなりません。

都合の悪い話は「怒り」感情が最もわきます。
私だって「怒り」の感情が出ます。
しかし、感情を抑えて冷静にならねばいけません。

 

本業をやらない会社は逃げよ

イエスマン会社や国家になる特徴として、
「本業に関係ない」ことを勝手にやる傾向があります。

結果として本業が疎かになってしまい、隙ができます。
会社だとそこから売上ガタ落ちになってしまうのです。

今まで通っていたお客様らが「なんとなく」察知します。
「今までとここ、空気が変わったような気がする」

新聞などの報道により、「なんとなく」が明らかになっていく。
気づいた時は逃げるようにお客様がいなくなる。

本業以外に手を出すと、
お客様が感じる「なんとなく」を察知できなくなります。
常に本業を見ていかねばならないのです。

特に本業は「理念」を掲げています。
会社や国、そして個人はある種の理念があります。
理念を達成するために会社があると言っても良い。

理念を達成するために犯罪以外なら何しても良い。
でも理念を意識して行動しなければ、
信念が崩れてしまい、従業員や国民を混乱させてしまいます。

 

イエスマン入れるべき?

なお、色々イエスマンについて調べると、
反対にイエスマンを取り入れるべきだという意見もあります。

理由として社長の意思決定を迅速に行うためです。
なるほどなあ……と思いました。

参照:イエスマンが会社組織を強くする

 

本業以外の仕事は楽しい

本業以外の仕事はやりがいがあります。
反面、本業は非常に面倒くさくてマンネリに陥りがちです。

客観視すると面倒臭さやマンネリは無いのですよ。
やればやるほど自分の才能が光り輝きますし。
ただ、日々同じ行為をしているかつい、気が緩んでしまう。

本業以外の仕事は新鮮です。
やればやるほど本業からの逃亡(現実逃避)が重なって、
気持ちよくなっていきます。

ただし心の中で逃げる自分に後ろめたさ、
苛立ちを感じているのですね。

 

イエスマンから脱却する考え

イエスマンはトップほどなりやすい傾向があります。
トップはめったに叱られません。
同時に部下からの指摘に対し、傲慢な態度を取りやすい。

「何もわかってないくせに」
年下に指摘されることでプライドがゆらぎ、
怒りの感情を前に出してしまうのですね。

だから感情の抑制が必要になります。
とはいえ、年下に対する見下しが背後にある。

会社にいる以上、トップも下っ端も関係ない。
肩書、権威を捨てて中立になることです。
イエスマンを呼びこむ会社ほど、権威にこだわりがち。

でも権威は職場でしか役に立ちません。
家に帰ると「ただの人」になります。
そこを勘違いする人が、退職してからひどい目にあうのです。

人間は基本、肩書や権威を与えられても、「ただの人」です。
年上も年下も関係ない、独立した一人の人間です。
芸術の世界ではむしろ年下に教えてもらうことが多いくらいです。

ただ、周りから「先生」や「部下」とか言われると、
だんだん勘違いしたくなるのもわかるのです。

だからこそ家では権威を捨ててただの人に戻ること。
権威を捨てるには自分を日々磨き続ければよいのです。
外面はもちろんのこと、内面を特に重視すること。

 

イエスマン脱却の読書術

本を読むときは「当事者意識」を持つ。
他人が説教されているシーンは「自分」として受け止める。
トップになってはいけない人の特徴として、
他人が説教を受けている状況に対し、馬鹿にする方です。

世の中の全ての失敗は「自分がもしこうなたら?」
という前提で行かないと、同じ失敗を繰り返す確率が高い。
ただ本を読んで「そんなことがあった」「面白かった」
ではダメなのです。

今読んでいる情報は必ず未来の自分に役立つ。
未来の自分が失敗しそうなとき、
直前に危機を察知してくれるきっかけに繋がる。

未来の自分がピンチに陥っても、
すぐ立ち直るために読むべきなのです。

 

終わりに

イエスマンを集める会社は結局、
事実や真実を指摘されることに恐怖を抱きます。
だから排除する。

その後自分が排除されて誰もついてこない時、
自分の姿を観る良い機会となります。
ぜひ逃げず、死なず、事実を見据え、
自分を鍛え直していきましょう。

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