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モピカブ1・2話の背景話~書くべきかどうか緊張するのだ

自分で書いたものを客観的に見ていく。
設定や舞台裏など一部を公開していきます。
ぜひ物語を読むうえでの参考にしてください。

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物語のテーマ

千鶴ちゃん

モピカブは本来存在する物語ではありません。
同人誌のような扱いです。公式アンソロジーでもない。

一人の女の子が脳内で楽しむ設定が形になったら?
ここをテーマに描いてみました。

しゃしゃ(あなた)はありません?
もし自分が漫画やアニメ、ドラマの世界に入れたら……
私は今でもありますよ。現実逃避であり、同時に妄想が楽しい。

自分を登場させるのでなく、自分を投影した人物や、
自分は監督として、すでに存在する人物が思い通りに沿って動く。
こういった脳内遊びをしたことはありますか?

物語は紅林優子ちゃんが漫画を通して、
脳の中で自分を投影したキャラクターを入れ、
そこにいる人物(千鶴)と楽しむ。

彼女は千鶴を愛しています。
彼女にもし「語り」を任せたら、千鶴のことしか語らないでしょう。
それだとバランスが悪い。

そこで私が語ることにしました。
しゃしゃが読むと、私自身もバランスが悪いでしょう。
なるべく客観的になるよう心がけました。

 

職業学習について

職業学習

初めに現在の中学校ではやっていないであろう、
職業学習についてお話します。

なぜ職業学習を取り入れたか?
もちろん、設定上都合が良いからです。
しかし、都合のよさ以外に商売を知ること。

学業はただ勉強をしているとつまらない。
どうしたら勉強が面白くなるか?
働くことで面白さが増してくるのです。

もちろん、真剣に働いてお金と品物のやり取りをすることによって、
今まで学んできたものや自分に足りないものに気づくでしょう。

他人から言われたことを卒なくこなしながら、
「お客様」を色々分析することで、
より多くの情報が見えてくる。

その時、今まで勉強してきたことが分析道具となる。
勉強しないで働くということは、
お客様が訴えかけていることや態度を何も見ないまま接すること。

結果としてクレームをもらい、痛い目にあいます。
(これを書いているとき、自分の愚かさがどんどん浮かび上がり、
傷が深くなって落ち込んでしまった。本当愚かなことをしたものだ)

職業学習はなるべく早いうちに体験しておいたほうが、
学生から社会人となって仕事をするとき、
ショックはある程度和らぐと思うのです。

働くことで、人とコミュニケーションも取るし、
世の中に提供できる価値もある程度知る。

もちろん、実際にお客様や組織と接することで、
人間関係の汚い部分や感情を受け取ります。
学生は同じ学生同士、大人でも先生としか接しません。

しかし働くといろんな人と接する。
いろんな人の中にはずる賢い人もいて、だまそうとする人もいます。
それらから身を守るために「知力」と「覚悟」を養っていく。

そこで初めて勉強しているかどうかが生かされるのです。
ここらを意識して、職業学習を設定として盛り込みました。

 

千鶴という少女

決断

この物語では主人公の来栖千鶴ちゃん。
彼女は夢見がちなロマンチストです。
自分で気づいているものの、言葉に出てこない。

本当は心の中でやりたいことが決まっている。
でも口に出すと恥ずかしいから、人前でいわない。
彼女の人間形成には私自身を重ねています。

私も心からやりたいことがあったけれど、
恥ずかしいという気持ちがいつも勝ってしまい、
みんなの意見に従って動いていました。

辛いと思いながらも気持ちを押し殺し、耐えてきた……
確かに得られたものはあったのですが、
自分自身に偽っても体と心は喜んでいない。

しゃしゃ(あなた)はどうでしょう?
本当はやりたいことがあるのに、
羞恥心から自分の気持ちを押し殺し、
二番目にやりたいことをやってしまう。

千鶴を変える人物が……

 

奈々子の立場

奈々子さん

ここから2話の裏話に入ります。
千鶴は明るい女の子です。よく言えば勘で生きている。
悪く見ればその場の雰囲気や空気に流されやすく子供っぽい。

対して奈々子は千鶴と正反対の現実主義者。
奈々子は姉と妹の容姿や能力を比較し、劣等感を抱いている。
さらに姉妹と母親が「特別な力」を持っているのに、
自分はそれを持っていないうらやましさ。

劣等感は多くの人が持つ特徴だと思っています。
私だって生きるうえでいくつか劣等感を持っていると思います。
今なくても未来出てくるでしょうし、
過去は劣等感に自分自身が縛られてしまい、動けなかった。

劣等感を克服するにはどうすべきか?
自分の能力がどんな状態であれ、認めることから始まります。
自己否定をするからこそ、重しがのしかかるのです。

 

千鶴と奈々子の生活風景

実は私は

続いて千鶴と奈々子の生活風景について書いています。
語り手として自分の生活レベルを想像しながら書きました。

千鶴の生活風景は私としての日常そのもの。
奈々子の生活風景は空想です。

「こんな家庭があったらなあ……」
細かいところを見れば、突っ込みどころ満載。
しかし、突っ込みどころある生活風景もよいと考えています。

実際両親が共働きの家庭は、兄弟姉妹が助け合って家事を行っている。
私はそう考えているのです。

一方で千鶴の家は母親が常にいる。
母親は娘とともに料理を作り、親子でコミュニケーションを図る。
会話をすることでお互い情報を得ます。

情報を得て何も考えなければ意味はありません。
ただ、子供と話をして「なるほどなあ」気づくことがあれば、
進歩しているのですね。

 

総括

本来出会えるはずのない現実と架空の存在が出会う。
そこにどんな物語が生まれるのか?
私はなるべくそこで起きた「事実」を語っていきます。

と、自分で書いたものをなるべく客観視したうえで読んでいます。
一部は言い訳にもなりますが、言い訳含めて私の情報です。
今書いていることが、後で変わることもあります。

その時「へえ、こいつはこんなことを最初は考えていたのか」
物語を作るうえでのヒントや批評するうえでの参考にしてください。

後、記述することがあったら追加更新します。

 

作品出典

モピカブは実在する漫画や小説などに対し、
引用という形で作品や人物名を書いています。
(例:お前を見ていると、ドラえもんののびた君を思い出す。
ここで出ている作品は「どらえもん」人物は「のびた君」)

2話に「うちの三姉妹」
現在は「ぷりっつさんち」で、フースーチーが立派に成長。

 

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。